皆さん、20代の頃どの様な生活をしていましたか。また、現在20代の方はどの様な日々を送っていますでしょうか。
私はこの記事を書いている今現在で26歳ですが、毎日ただ平凡に生きています。
会社に勤め多くない給料をいただき、結婚し慎ましく生活する、そんな人生も個人的には素晴らしいと思っていますが、やはり20代のうちから行動を見直していかないと、大きな成功はできませんし、何よりお金を稼ぐということに関しては、遅れを取ってしまうかもしれません。
この記事では、金川顕教さんの「20代の生き方で人生は9割決まる!」という本を読んで共感した部分、また、何歳になっても覚えておきたい考えや技術を10個に絞ってご紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
手に取った理由
私がこの本を手に取ったのは、恐らく2~3年前のことだったと思います。
その頃ちょうど転職をし、明らかに以前の職場とは業務のレベルが違い、今の自分ではダメだと思ったとき、手にしたのがこちらの本でした。
何かをしなければいけないとは思うのに、何をしていったら良いか分からない、そんな私に道を示してくれる本だったなと思います。
最近本棚を整理していたら目に留まりまして、当時思ったことや、この数年でやったことなどを振り返りながら読み返し、再度刺激を受けましたので書き留めていきたいと思います。
何歳になっても覚えておきたいこと10選
それでは早速、何歳になっても覚えておきたい考えを10選を紹介していきたいと思います。
なるべく簡潔に、自分の考えなどを含めてまとめたいと思いますので、ぜひ最後までご一読いただけますと幸いです。
①長い文章を書く習慣を身につける
昨今はLINEやTwitterなどのSNSが普及し、日常的に使われることになった影響で、まとまった文章を書かないという方が多くなってきました。
長文を書くには、自分の思考をまとめ、伝わりやすいように工夫する必要がありますので、書くことで思考力を鍛えることが出来ます。
思考力はビジネスではもちろん、日常会話でも活用できますし、この力が強い人が発する言葉には説得力が増して聞こえますので、
まずは1日400字書くことを、3か月程続けて鍛えてみましょう。
ブログを書いている方にとっては言うまでもなくうってつけの習慣ですし、書いてみると意外と400字ってすぐですよね。
ブログをやっていなければ、面白いのでぜひ初めて見ることおすすめしますが、まずは簡単に、スマホに日記など書き綴ってみてはいかがでしょうか。
②お金の知恵を身につける
投資や資産運用など、お金の知恵については学校では教わることはなく、得るためには自分で進んで学ばなければなりません。
お金の知恵を持っていると、お金のために働くのではなく、お金に働いてもらうということが可能になります。
例えば余剰資金で株や投資信託を購入し、配当金をもらうなど、私もやっていますが、米国ETF(上場投資信託)を買うなどもいいかと思います。
知っているだけで得することと言うのは、たくさんありますが、勉強する方法が分からないという方には、下記のYoutubeがおすすめです。
リベラルアーツ大学というチャンネルを運営している、両学長という方の実体験ですが、この動画だけでも見るだけでとても刺激になります。
最近書籍を出版されていますが、そちらもおすすめです。
③現状維持を捨てる。それを死ぬまで繰り返す。
大人になると子供の頃よりも1年が短く感じる、皆さんもそう思ったことがあるのではないでしょうか。
ジャネーの法則というものがあるようですが、そうなってしまう原因として、子供は毎日のように新しい経験をしているのに比べ、大人は慢性的な生活を送っているから、よく言われます。
つまり、1年をあっという間に過ごさないためには、新しいことが必須です。
いつもと違うものを食べてみる、ちょっと違う道を歩いてみるなど、小さいことでもいいので、1日1新、何か新しいことをしてみるのもいいですね。
④心配事の97%は起こらないことを知る
私の経験として、Aをした時にBやCが起こったらどうしよう、といったことを考えすぎて時間を使いすぎてしまう、ということが多々あります。
しかも考えすぎた割に何も起こらず終わることが大半。
余計なことを考える前に行動をしてみることが大事です。
もちろんざっくりと色々な想定をしておくことは大事かとは思っていますので、適度に洗い出したら飛び込んでみるということも、時には必要かもしれませんね。
⑤1日を24時間以上に使いこなす
1日は誰にも平等に24時間しかありません。しかし考え方や暮らし方ひとつで、使える時間は相当に増やすことが出来るのです。
テレビやスマホは見ない、不要な飲み会には行かない、湯船に浸からずシャワーで済ますなど、細かいことでも辞めることで一日数時間を確保できます。
そして生み出した時間を使って、価値のある事をすることが大事です。
しかし何より重要な点として、無駄を捨てていく生活は精神をシャープに鍛え、自分を追い込んでいる自覚を持つことで、やる気を高める効果があります。
私自身、この教えを順守しているわけではありませんが、新しいことを始めたいと思ったら、何かを辞めなければ時間を作れません。
ぜひ最初のステップとして、毎日スマホを弄っていた時間の内30分だけ、違うことをしてみませんか。
⑥スピードは命
一般的にスピードが速い人と言うのは、能力が高く仕事が出来る人というイメージがありますよね。
ホンダの創業者である本田宗一郎さんは、「人より1分でも早ければ特許になる」とスピード第一をモットーに仕事をしていたそうです。
事務作業を例に挙げると、パソコン入力はブラインドタッチ、よく使う単語は単語登録をし、ショートカットキーを駆使することで作業を早めるなど、細かいところでも見直すことで、作業効率を上げることが出来ます。
とにかく速く、まずはスピードを意識することが大切です。
⑦「脱・マルチタスク」で3倍速仕事術を獲得する
最近はマルチタスク(いくつもの作業を並列して行う)よりもシングルタスク(一つの作業に集中して作業する)の方が、作業効率が良いというように言われます。
ではマルチタスクを辞めるためにはどうしたら良いか、それは、
- 整理
- 腕試し
以上2つのステップで簡単にシングルタスクに切り替えることが出来ます。
1.整理
作業の順番を決めるために、自分が「簡単」と判断したものの順にタスクを並べ、簡単なタスクから作業を終わらせていく。
やらなければいけないことが多いと、人はストレスを感じ、モチベーションが下がってしまいますので、ひとまずタスクの量を減らすことに注視して作業をしていきます。
2.腕試し
自分の力量を客観的に知るため、1つの仕事を選び、着手してから終わるまでの時間を計ってみます。
今の力量を知ったら、次はなるべく早く終わらせるために時間を意識する、スピード感を持って作業することで、次第に少ない時間でこなせるようになります。
以上、あとは急な仕事を言い渡されたときは、期限を確認し急ぎでない限りは後回しにするという考えもありますが、シングルタスクを身につければ難なくこなせることでしょう。
⑧人と比べず、昨日の自分と比べる
人は誰しも周りの人、特に競争相手には強い関心を持っています。
気にしないとは思いつつもどうしても気になってしまう、という経験は誰にもあることでしょう。
しかし比べるべきは、他人ではなく過去の自分です。
他人の成果に落ち込んでも大丈夫です。昨日の自分に勝つことに意識し、正しく努力を続けることで、いつか大きな成功を手にできると思います。
⑨感謝上手になる
成功を手にしたとき、果たしてそれが自分ひとりの力で勝ち取ったものなのでしょうか。恐らく大抵のことはひとりでは成し得ません。
誰しも一人で生きてはいけないからこそ、感謝する気持ちを忘れてはいけません。
松下幸之助さんは「経営の真髄は感謝すること」と述べています。
上手くいったら周りの人のお陰と感謝し、上手くいかなかったら自分のせいだと考えましょう。
そうすることで初めて成功を引き寄せることが出来ます。
⑩モノは最小限度でいい
社会的現象にもなった「断捨離」。整理術や片付け術と考えている人が大半だと思いますが、本来は心をすっきりと整理するための修行法の1つだったそうです。
- 断:外から入ってくるいらないものを断つ
- 捨:手元にあるいらないものを捨てる
- 離:モノへの執着から離れる
この3つのアングルから、いらないものに囲まれた生活を脱却することで、心の中も整理され、気持ちよく暮らすことが出来るようになります。
仕事ができる人のデスクや鞄の中は、必要最小限のモノしか入っておらず、すっきりと整理されています。
Simple is best.
何事もシンプルを突き通すことで、良い結果が得られることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こちらの書籍は、右ページには項目が大きく載っており、左ページにはその項目の説明や根拠が述べられており、全80項目ありますが、全体的に文字数が少ないためすぐに読むことが出来ます。
また、項目の文字が大きいため、パッと見るだけで脳にインプットされ、定期的に書籍を見直すことで、意識改革をするために役立つことでしょう。
基本的に、書籍の内容としては「大成功」するためには、20代の内からこうしよう、といった話ですので、「小さな成功」でもいいと思っている私のような人には、共感できない部分もあるかもしれません。
ただ、成功者の法則や考えを知るために読んでみるのも面白いです。
日々の意識を変えるだけで、生活を豊かに変えられると思いますので、ぜひ手に取ってみていただけたら幸いです。
最後までありがとうございました。