StudioNeko

ギターを弾きながらごろごろ日々の雑談を

【Picogrill398】焚き火台でステーキを焼いた休日

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昨年から急にアウトドア欲が目覚め、Youtubeで関連の動画を漁るようになった。

最初は車中泊だった。車中泊の動画を見て、「あのエアマットが欲しいな」とか「大容量のバッテリーいいな」とかいろいろな物欲が湧いてきていたが、お金が足りないためそれは断念。

どの動画だったかはもう忘れてしまったが、SOTOのレギュラーストーブを使って料理したりお湯を沸かしてコーヒーを淹れたりしている人を見て、めちゃくちゃ楽しそうだなと思った。レギュラーストーブがかなりコンパクトに形を変えるところも男心をくすぐられたのかと思う。

 

 

 

 

そこからコンパクトに持ち運べるキャンプギアの魅力に憑りつかれ、次第に焚火の動画を見るようになり、焚火で料理してキャンプをする、そんなことがやりたいと思うようになった。

 

焚火と登山をよくすると言う会社の上司に雑談程度にその話をしたら、結婚祝いに焚火台をプレゼントしてくれた。欲しい焚火台があるんだと言ったら本当にそれを買ってくれたのである。

「Picogrill398」というスイスのメーカーの焚火台をねだった。A4用紙10枚分くらいの大きさまで折りたたんでコンパクトに持ち運びができ、焚火台としては結構いい値段がするものだったが、本当に感謝してもしきれない。

 

 

昨年11月末ごろ、プレゼントしてもらってから半年近くたってしまったが、念願の焚火ができた。

持って行った道具は、焚火台、やかん、スキレット。他はSOTOのライターやモーラナイフなど、細かい道具もこの半年でちまちまと買い揃えていった。

 

 

 

 

 

焚火は小さい火からどんどん育てていくのが醍醐味と話を聞くが、初焚火だったのでバーベキューなどで使用する普通の着火剤を使った。

超初心者の私が言うのもなんだが、最初はそれでいいのである。自分の焚火台で火が揺れていることに興奮しながら、上級者がナイフで作るフェザースティックなんか作って燃やして遊んでみたりした。意外とすんなり作れるし楽しい。

 

道中で安いステーキ肉と、スーパーにしてはそれなりの黒毛和牛のステーキ肉の2枚を買っていき、スキレットで焼いて食べた。 

 

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はっきり言って、これに勝るうまい肉の食べ方はないんじゃないだろうか。

豊かな自然、近くを流れる川の音、焚火の温もり、香ばしいニンニクの香り。

マジックソルトをまぶしたシンプルな味付けだが、大げさじゃなく今まで食べた肉の中で一番と言っていいほどうまかった。

 

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安いステーキ肉の荒々しさも黒毛和牛の上品な感じも、それぞれ違う良さがあってうまいし楽しい。

 

しばらくしてやかんでお湯を沸かしカップラーメンを食べた。高校生の頃コンビニの駐車場で友達とくだらない話をしながら食べたカップラーメンは最高にうまかったが、環境は違えど何となくそれに通ずる感覚があって、少しノスタルジー。

外で食べるカップラーメンってなんでこんなにうまいんだろうね。外で食べれば何でもうまい気がするけど格別だなと思う。

 

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沸かしたお湯でコーヒーを淹れてフルコースを堪能しつつ、さすがに気温も低く寒くなってきたので帰り支度をした。一緒に付き合ってくれた妻と一緒に、アウターがめっちゃ焚火の匂いがするなんて笑いながら、温泉に浸かって帰った。

 

 

こんな素晴らしい休日を忘れないように、ただの日記のように書きましたが、最後までありがとうございました。

 

いまだにやかんでお湯を沸かすとほんのり焚火の香りがするのが面白い。

最近ホットサンドメーカーを買ったので、次はこれで調理するのが楽しみでしょうがない。

 

 

 

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