だいぶ前にRAT2を買って使っています。
好みの音でとても気に入っているのですが、ゴム足のせいでマジックテープタイプのエフェクターボードに組み込みづらく、何かいい方法はないかと思案しました結果、
専用の土台をDIYしてみることにしました。
こちらの記事はRAT2をエフェクターボードにどう収めるか、僕の例をご紹介いたします。
ひとつの参考になれば幸いです。
※↓こちら完成形です。
最初に
RAT2はクランチ、ディストーション、ファズまで幅広く使えるエフェクターで、個人的にはディストーションノブを9時から10時の間に設定して、軽めのディストーションとして使うのが好みです。
ただ、ボードに組み込もうと思った時に、四隅のゴム足が気になりました。
僕のボードはマジックテープで固定するタイプのものですので、裏面にマジックテープを貼れないとすると、どうやって組み込めばいいのか…。
探してみると、こういった取り付けるだけの便利グッズもあるみたいです。
取り付けるだけでめっちゃ便利じゃん、と思いましたが、
これを付けるためにはゴム足を外さなければならず、外してしまうと別で保管しておく手間がかかるのと、何より失くしてしまう恐れがあります。
それが嫌だったので、簡易的な土台となりそうなものを作ってみました。
材料
①硬めのゴム板100㎜×100㎜×厚さ3㎜
②スポンジゴム100㎜×100㎜×厚さ10㎜
※後述しますが、厚さ5㎜〜8㎜くらいでも良さそう
③接着剤
④マジックテープ(予備が無ければ)
①と②は以下のものです。
スポンジゴムは裏面が両面テープみたいになっているものだと、接着剤は不要です。
イメージとしては、①ゴム板の表面に②スポンジゴムを貼りつけ、裏面に④マジックテープを貼って、それをボードに組み込む。
それを土台にしてRATを置く感じですね。
手順
では詳細な手順ですが、正直単純なので画像をご確認ください。
まずスポンジゴムを加工していきます。
これが
こう
四隅をRATの足に合わせて、ハサミやカッターで切り落とします。
また、RATの裏面の電池の蓋が、少し突起していますので、十字の右側に少し窪みを作ります。
窪みはハサミで少しずつ切って調整しました。
次に切ったスポンジゴムを、ゴム板に貼り付けます。
同時にゴム板の裏面には、いつもエフェクターに貼るマジックテープを貼ります。
ゴム板は特に加工しませんので、そのまま貼り付けて大丈夫です。
これで完成!と思いきや、RATを乗せてみると、スポンジゴムが厚すぎて少しRATの足が浮いていました。
このままではグラついてしまいますので、余ったマジックテープを四隅に貼ってみることにします。
これでエフェクターが安定しましたので完成です。
やはりスポンジゴムの厚さは、5㎜程のものでもいいかもしれません。
ボードに入れてみる
実際に組み込んでみます。
エフェクターのゴム足が、切ったスポンジゴムの四隅にうまくフィットしますので、おさまりが良いですし、蓋をしてボードを持ち運んでも上下左右に暴れることはありません。
欠点としては、RATは土台に乗っているだけですので、ボードを逆さにしたらもちろん落ちます。
ですが、ボードの蓋を外した状態で逆さにする事なんて、ほぼほぼ無いですよね?
まとめ
制作時間は約1時間、材料は近くのホームセンターなどで、安価で売ってますので、接着剤やマジックテープが手元にあれば、300円もしません。
また、ただの土台ですので、ボードの組み替えも手こずりません。
エフェクターのゴム足外したく無いな、
気に入らなければ売ればいいかなど、
同じ思いの方がいれば、工具も身近にあるもので作成でき、材料もちょうどいい大きさで余分に残りませんので、ぜひお試しください。
ありがとうございました。