StudioNeko

ギターを弾きながらごろごろ日々の雑談を

大雨で道路冠水!床下浸水の恐怖

 

僕は地方住みですが、今まで幸せにも災害といった災害に遭ったことはありませんでした。

しかしつい先日の大雨により、遭ってしまったのです。

 

床下浸水に…

 

 

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大雨が降っていた夜、21時過ぎ。あれは一報の電話から始まりました。

 

近所のおじさん「土砂崩れて庭に水入り込んできて、父親さん手を貸してくれ!」(電話をとったのは僕ではありませんが、こんな感じの内容っぽかったです)

 

すでに眠りに入っていた父親を起こして、気をつけていってらっしゃーいなんて玄関で見送ったその時。

扉を開けたら少しづつ流れ込んでくる泥水。

 

はぇ!?なになに!?

 

びっくりして玄関の靴を非難させながら外を見ると、

 

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はっ!?なにこれ!?冠水!?

 

 

生まれて初めての冠水です。今までどんな大雨でもこんなことにならなかったので、安心しきってました。あとから知ったのですが、家よりも上のほうで土砂が崩れた関係で、用水路が詰まって坂の下にある家まで、泥水が下ってきていたみたいです。

 

 でもこの瞬間は意味も分からず、とりあえず長靴を履いて外にでて状態を確認したら、余計にパニック。

家と隣家の隙間に結構な勢いの泥水が流れてたんです。もはや川です。

 

高さは自分の脛あたりだったので、3、40センチくらいでしょうか?

でもかなり足を取られるんですね。身をもって恐怖を体感しました。

 

そうこうしているうちに、玄関には水が溜まってこんな感じ

 

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父親について土砂崩れのところまで何とか車を走らせ、着いたころにはもう消防の方がいたので何とかしていただき、

その後に家の玄関先に土のうを積んでもらえたので、床上まで水は上がらず、事なきを得ました。

 

それにしても焦りました。なので一応ですがもしも床下浸水になったら、どうすればよいか調べてみましたので書き記しておきます。

 

 

床下浸水になったら

①お年寄りや小さい子供を2階などの高い所へ避難させる

床上に水が上がってくるまでに、なるべく早く非難させましょう。最悪のケースでそのまま家が流されそうなら、自分も2階に上がりましょう。2回にいるほうが、流されても生存率は高いと思います。

 

②簡易的に作れる水のうを利用して玄関などを固める

家庭用ごみ袋を何重かに重ねて、水を入れて固く縛る。これだけで水のうが作れるので、それを玄関先などに固めましょう。もちろん土のうがあるならなお良し。

段ボールに水のうを何個か入れて、ビニールシートなどを巻いて使うのも効果的だそうです。

 

③板やテーブル・畳などでせき止める

板などがあれば、水を食い止めるのになお効果が高いです。無ければテーブルや畳などを使いましょう。

 

④1階にある貴重品や食料などを2階に移動させる

当たり前ですが、パニックになると忘れがちです。床上浸水するまでに移動できれば移動させたいところです。

 

 

浸水が治まった後は…?

浸水が治まったら、まずは軒下などの水をかき出して、ぞうきんなどで給水した後に扇風機などで乾燥させましょう。

濡れたままでは菌が繁殖したり、シロアリが出たりなど危険要素がいっぱいです。

 

そしたら濡れた個所や汚れた個所を掃除

 

最後に消毒をします。乾燥させれば菌はだいぶ少なくなりますが、衛生上あまりよくないのでできれば消毒もしましょう。

 

屋内はこれ。逆性せっけんこと、塩化ベンザルコニウム

 

 

 

200~500倍に水で薄めて、霧吹きなどで吹きかけます。 

 

 

 屋外はこれ。クレゾールせっけん液

 

 

 

50~100倍に水で薄めて、霧吹きなどで吹きかけますが、皮膚につくと危ないので、マスクや保護メガネ、ゴム手袋など、しっかり身を包んで使用してください。

他には石灰などでも消毒可能です。

 

あとは手の消毒にアルコール液、食器が水没したときは、よく洗って漂白剤や熱湯消毒など、それぞれ用途に合ったものを使いましょう。

 

 

上記消毒液は、区役所などでも貸し出したりするところもあるようなので、調べてみてはいかがでしょう。

 

 

あとは消毒以外に、保険が適用されるかも調べてみましょう。火災保険の付属で、水災被害に関するものに入ってると、保険金が支給されることもあるので、確認相談してみると被害に遭っても安心ですね。

 

 

 

以上、もしものために覚えておくといいかなと思います。

うちは大丈夫だろうと思ってても、もしもの場合もありますのでお気を付けください!