StudioNeko

ギターを弾きながらごろごろ日々の雑談を

フェンダージャパンのジャガーをSJAG-3に改造

 

今回は使っているギターについて紹介してみようかなと思います。

 

高校生の頃地元の楽器店で一目惚れをして、バイトで必死にお金を貯めて

ようやく購入したこのギター。

 

Fender Japan Jaguarです!

 

 

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ジャガーといえばNirvanaのカート・コバーン。

他はあまり使っているアーティストは知りませんが、MAN WITH A MISSIONというオオカミさんたちも使っていましたね。

 

まぁカート・コバーンのジャガーのピックアップはハムバッカーでしたが(確か)、

こちらはシングルコイルです。

 

買った当初の純正ピックアップには、白いカバーが被っていて、

その上にジャガー特有の音を出す、ヨークという金属パーツがついていました。

 

見た目だけで選んで少し試奏しただけでは、当時初心者の僕にはわかりませんでしたが、家でじっくり弾いてみるごとに気付いたのが…

このギター、音がめっちゃキンキンなうえにすっごくハウる、ということでした。

 

よくよく調べてみると、このヨークというパーツがキンキンの原因なようで、

ハウリングの原因は、金属パーツが多いから・配線がややこしくて長いからなど、とても使いづらいギターだったようです。

 

でもどうしてもバンドで使いたくて、とりあえずヨークを外してみようとしたら、

カバーにハンダ付けしてあってなかなか取れない…

やっと取れて弾いてみたら多少高音が抑えられたけど、ハウリングは改善されない…

 

簡単な処理では無理だと思い、ピックアップの改造を決意してしまして、そのとき選んだのが

SEYMOUR DUNCANのSJAG-3

 

フロントピックアップ (n→ネック側)

 

 

リアピックアップ(b→ブリッジ側)

 

 

 

ここまで読んでいただいて申し訳ないのですが、改造自体は楽器店の仲の良かったお兄さんにお任せしまして、出来上がったものが上の写真の状態。

当時弾いて記憶に残っているのが、キャンキャン鳴ってたのがギャンギャン鳴るようになったという感じで、

歪みのノリが格段に良くなりました。

 

それでも残念だったのが、ハウリングは多少良くなったくらいで、

スタジオに入って大きいアンプで音を出すと、前のギターではこれくらいいけたのになぁと思う日々でしたが、

新品で購入してからかれこれ3年程使ってみると、どんどん馴染んでいったのか、はたまた金属パーツが錆びてきたのか、ハウリングはほとんどしなくなりましたね(笑)

 

なので今ではこのギターでディストーションをかけて、バリバリロックな曲も弾いています。

 

ちなみにピックアップを変えたとき、ピックアップカバーとヨーク外しましたが、

このSJAG-3の上にカバーを被せることができたので、ヨークを付けることもできます。

どんな音になるか試したことはありませんが(笑)

 

 

あまり良いことを書きませんでしたが、手のかかった分だけすごく愛着が湧きますし、かっこいいし、

ピックアップをフロントにして、ローカットスイッチ(1弦側の3つ付いてるスイッチの一番下)を入れた時のクリーンサウンドはやみつきです!

 

ジャガー購入を検討されている方、1本目としてはなんとも言えないギターですが、とてもいいギターですのでまずは弾いてみてください

 

 

 

 

 

追記

改造したときに、ついでにバズストップテンションバーをつけたのも紹介します。

ジャガーの定番改造アイテムであるバズストップテンションバーは、アーム部分のネジを外してかませるだけで、簡単に設置できます。

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効果としては、弦の張りが強くなるため、ジャガーの弱点とも言えるサスティン(音の伸び)が伸びるということです。

 

実際に使った感じの印象は、まぁ確かに無いよりはマシくらいには伸びます。

劇的に変わるわけではありませんが、あって損はないのかなとは思いますのでサスティンに悩んだら一応でもつけておくことをお勧めします。